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工具の名前一覧|初心者が覚えたい基本工具の種類と用途

工具の名前一覧|初心者が覚えたい基本工具の種類と用途

こんにちは、工具ラボ所長のケンです。

工具売り場や通販サイトを見ていると、ドライバー、レンチ、スパナ、プライヤー、ニッパー、サンダー、グラインダーなど、似たような名前がずらっと並んでいて「結局どれが何に使う工具なの?」と迷うことがありますよね。

工具は名前だけ覚えても、実際の作業で使えなければ意味がありません。

大切なのは、工具 名前 一覧として名称を知ることに加えて、どの作業で使う工具なのかまでセットで理解することです。

この記事では、工具の基本分類から、手作業工具、電動工具、測定工具、切削工具、電設工具、配管工具、車整備工具、園芸工具まで、初心者にもわかりやすく整理します。

家庭用工具セットを選びたい人も、単品工具を買い足したい人も、まずはここで工具の種類をざっくりつかんでいきましょう。

工具の名前一覧を学ぶため作業台に並べたドライバーやレンチなどの基本工具

最初にそろえる工具の中身で迷っている場合は、家庭用工具セットのおすすめと選び方もあわせて読むと、自分に必要な工具を絞りやすくなります。

  • 工具の基本的な名前と種類
  • 手作業工具と電動工具の違い
  • 用途別に必要な工具の選び方
  • 似ている工具の違いと別名

この記事の結論

工具は「名前」だけでなく「用途」まで覚えると選びやすくなります。

ねじを回す、切る、つかむ、測る、削る、固定するなど、作業ごとに使う工具を整理すると、必要な工具がかなり見えやすくなりますよ。

目次

工具の名前一覧を知る前に

まずは、工具を細かく覚える前に、大きな分類を押さえておきましょう。

工具にはたくさんの名前がありますが、いきなり全部を丸暗記しようとすると、かなりしんどいです。

最初は「手で使う工具」「電気やバッテリーで動く工具」「測る工具」「専門作業で使う工具」というように、ざっくり分けて見るのがおすすめです。

基本工具の大分類

工具の種類は、大きく分けると手作業工具、電動工具、測定工具、切削工具、電設工具、配管工具、車両整備工具、木工・大工道具、園芸工具、塗装・左官工具などに分けられます。

たとえば、プラスドライバーやペンチ、スパナ、ハンマーは、電源を使わずに人の力で作業する手作業工具です。

一方で、インパクトドライバー、ドリルドライバー、丸ノコ、サンダー、グラインダーなどは、電気やバッテリーの力で動く電動工具です。

ノギス、コンベックス、水平器、マイクロメータなどは、長さや水平、厚みなどを確認する測定工具に入ります。

このように大分類を知っておくと、工具の名前を見たときに「これは締める工具かな」「これは測る工具かな」とイメージしやすくなります。

大分類 代表的な工具名 主な作業
手作業工具 ドライバー、レンチ、ペンチ、ニッパー、ハンマー 締める、緩める、つかむ、切る、叩く
電動工具 インパクトドライバー、丸ノコ、ジグソー、サンダー ねじ締め、穴あけ、切断、研磨
測定工具 スケール、ノギス、水平器、テスター 長さ、厚み、水平、電圧を測る
切削工具 ドリル、タップ、ダイス、リーマ、エンドミル 穴あけ、ねじ加工、削り加工
専門工具 圧着ペンチ、パイプレンチ、トルクレンチ 電気、配管、車整備などの専用作業

初心者のうちは、工具の名前をすべて覚える必要はありません。

まずは締める工具、切る工具、つかむ工具、測る工具、穴をあける工具、削る工具という分け方で見ると、かなり理解しやすくなります。

あなたが今やりたい作業は、ねじを締めることですか。

それとも木材を切ることですか。

この問いから逆算すると、必要な工具名は自然と絞れてきます。

名前と用途をセットで覚える

工具 名前 一覧を調べる人の多くは、「見たことはあるけれど名前がわからない」「名前は聞いたことがあるけれど用途がわからない」という状態だと思います。

たとえば、ペンチとニッパーはどちらも手で握って使う工具ですが、役割は違います。

ペンチはつかむ、曲げる、軽く切る作業に使います。

ニッパーは線材や針金、結束バンドなどを切る作業に向いています。

スパナとめがねレンチも混同されやすい工具です。

スパナは横から差し込めるので作業しやすい反面、力のかけ方を間違えるとボルトやナットの角を傷めやすいです。

めがねレンチはボルトやナットをぐるっと囲むため、より力をかけやすく、なめにくいのが特徴です。

工具名は「作業」とセットで覚えるのが近道です。

ドライバーはねじを回す工具、レンチはボルトやナットを回す工具、ニッパーは切る工具、ノギスは正確に測る工具。

こんなふうに用途で結びつけると、工具売り場でも迷いにくくなります。

もう少し具体的に言うと、工具は「名前」よりも「何をするためのものか」を先に考えると覚えやすいです。

家具を組み立てたいなら、プラスドライバーやドリルドライバー。

自転車やバイクのボルトを触るなら、スパナ、めがねレンチ、六角レンチ。

庭木の枝を切りたいなら、剪定ばさみや刈込ばさみ。

こう考えると、工具の名称一覧がただの暗記ではなく、実際の作業に使える知識になります。

◆工具ラボ所長のケンのワンポイントアドバイス

初心者の人ほど、最初から大きな工具セットを買いがちです。

ただ、使わない工具が多いセットを買うより、まずは「今やりたい作業」に必要な工具からそろえるほうが失敗しにくいですよ。

手作業工具の種類一覧

手作業工具は、工具の中でも基本中の基本です。

ドライバーを使って木製シェルフを組み立てる日本人女性と手作業工具

電源を使わず、自分の手の力で締める、緩める、切る、つかむ、叩く、固定するなどの作業を行います。

家庭用工具セットにもよく入っている工具が多いので、まずはここを押さえておくと、工具の世界がかなり見えやすくなります。

ドライバーの名前と用途

ドライバーは、ねじを締めたり緩めたりするための工具です。

家庭でもっとも出番が多い工具のひとつで、家具の組み立て、家電の電池交換、金具の取り付け、小物の修理など、かなり幅広く使います。

代表的なのは、プラスドライバーマイナスドライバーです。

プラスドライバーは十字の溝があるねじに使い、マイナスドライバーは一本溝のねじに使います。

ねじやボルトに合う工具の基本をメーカー公式情報で確認したい場合は、KTCの工具の基礎知識も参考になります。

よくある失敗は、ねじのサイズに合わないドライバーを使ってしまうことです。

先端が小さすぎたり大きすぎたりすると、ねじの溝を傷めてしまい、いわゆる「なめる」状態になりやすいです。

工具名 別名・関連名 主な用途
プラスドライバー +ドライバー プラスねじを締める、緩める
マイナスドライバー −ドライバー マイナスねじを締める、緩める
精密ドライバー 小型ドライバー メガネ、時計、電子機器などの小ねじ用
貫通ドライバー 叩けるドライバー 固着したねじを叩きながら回す
スタビードライバー 短軸ドライバー 狭い場所でねじを回す
ラチェットドライバー ラチェット式ドライバー 持ち替えずに連続してねじを回す
ソケットドライバー ナットドライバー 六角ボルトやナットを回す
トルクドライバー 指定トルク用ドライバー 決まった力でねじを締める

ドライバー選びで大切なのは、ねじの形とサイズに合ったものを使うことです。

とくにプラスねじは、見た目が似ていてもサイズがいくつかあります。

家庭用なら、まずはプラスドライバーの2番を中心に、1番や3番を必要に応じてそろえると使いやすいかなと思います。

精密機器を触るなら精密ドライバー、狭い場所で作業するならスタビードライバー、固く締まったねじには貫通ドライバーというように、作業に合わせて選びましょう。

ただし、電気製品や精密機器を分解する場合は、感電や故障のリスクがあります。

保証が残っている製品や安全に関わる機器は、無理に分解せず、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

レンチの名前と用途

レンチは、ボルトやナットを締めたり緩めたりする工具です。

ドライバーがねじを回す工具だとすれば、レンチは六角形のボルトやナットを回す工具と考えるとわかりやすいです。

代表的なものには、スパナ、めがねレンチ、コンビネーションレンチ、モンキーレンチ、ラチェットレンチ、ソケットレンチ、トルクレンチ、六角棒レンチなどがあります。

工具 種類 一覧の中でも、レンチ系は名前が多く、初心者がつまずきやすいところです。

工具名 別名・通称 主な用途
スパナ オープンレンチ ボルトやナットを横から回す
めがねレンチ メガネレンチ ボルトやナットを囲んで回す
コンビネーションレンチ 片目片口レンチ 片側がスパナ、片側がめがねの工具
モンキーレンチ アジャスタブルレンチ 口幅を調整して複数サイズに対応する
ラチェットレンチ ラチェットハンドル 持ち替えずに連続して回す
ソケットレンチ ソケット+ハンドル ソケットを交換してボルトを回す
トルクレンチ 規定トルク用レンチ 決まった締め付け力で締める
六角棒レンチ 六角レンチ、ヘキサゴンレンチ 六角穴付きボルトを回す
トルクスレンチ 星形レンチ 星形のトルクスねじを回す

初心者がまず覚えたいのは、スパナ、めがねレンチ、モンキーレンチ、ソケットレンチの違いです。

スパナは横から差し込めるので、配管や狭い場所でも使いやすいです。

ただし、接触する面が少ないため、強い力をかけるとボルトやナットの角を傷めることがあります。

めがねレンチは、ボルトやナットを囲む形なので力をかけやすく、しっかり回しやすい工具です。

モンキーレンチは口幅を変えられるので便利ですが、サイズ固定のスパナやめがねレンチに比べると、力のかけ方に注意が必要です。

ソケットレンチは、ソケットを交換することでいろいろなサイズに対応できます。

奥まった場所や連続作業に強く、車やバイク整備でもよく使われます。

ソケットやラチェットをそろえるときは、差し込み角の違いも重要です。

1/4、3/8、1/2などの差し込み角で互換性が変わるため、詳しく知りたい場合は工具の差し込み角の違いと選び方も参考にしてみてください。

注意点

レンチはサイズが合っていない状態で使うと、ボルトやナットを傷める原因になります。

とくに車やバイク、自転車、住宅設備など安全に関わる部分は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

ペンチ類の名前と用途

ペンチ類は、つかむ、挟む、曲げる、切るといった作業に使う工具です。

家庭用工具セットにも入っていることが多く、電線を曲げたり、針金を切ったり、小さな部品をつまんだりするときに活躍します。

ただし、ペンチ、プライヤー、ニッパー、ラジオペンチは見た目が似ているため、名前と用途がごちゃごちゃになりやすいです。

ざっくり言うと、ペンチはつかむ・曲げる・軽く切る工具ニッパーは切ることに特化した工具プライヤーは挟む力やつかむ力を活かす工具です。

工具名 主な用途 覚え方
ペンチ つかむ、曲げる、線材を切る 万能型のつかむ工具
ラジオペンチ 細かい部品や狭い場所の作業 先が細いペンチ
ニッパー 線材、針金、樹脂の切断 切る専門の工具
強力ニッパー 硬めの線材の切断 切断力が強いニッパー
プライヤー つかむ、挟む、回す 挟む力を使う工具
ウォーターポンププライヤー 配管や大きめの部品をつかむ 口が大きく開くプライヤー
ロッキングプライヤー 挟んだ状態で固定する ロックできるプライヤー
スナップリングプライヤー スナップリングの脱着 専用の脱着工具
圧着ペンチ 端子やスリーブを圧着する 電線接続用の工具

ペンチ類で失敗しやすいのは、ニッパーで何でも切ろうとしてしまうことです。

細い銅線や結束バンドなら問題ない場合が多いですが、硬い針金やピアノ線のようなものを一般的なニッパーで切ると、刃こぼれすることがあります。

切る対象が硬い場合は、強力ニッパーや専用カッターを選ぶほうが安心です。

また、電線を扱う場合は圧着ペンチやワイヤーストリッパーなど、電工作業向けの工具が必要になることがあります。

電気工事には資格が必要な作業もあるため、家庭内の配線やコンセント周りを自己判断で触るのは避けてください。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

そして、最終的な判断は専門家にご相談ください。

◆工具ラボ所長のケンのワンポイントアドバイス

ペンチとニッパーを一本で済ませようとする人もいますが、これはあまりおすすめしません。

つかむ作業はペンチ、切る作業はニッパーと分けるだけで、作業のしやすさも工具の寿命もかなり変わりますよ。

電動工具の種類一覧

電動工具は、作業を速く、楽に、きれいに進めたいときに役立ちます。

電動ドリルや丸ノコなど電動工具を使って木工作業をする日本人男性

ただし、手作業工具よりパワーがあるぶん、選び方や使い方を間違えると、材料を傷めたり、ケガにつながったりすることもあります。

ここでは、初心者がよく迷う穴あけ・ねじ締め工具と、切断・研磨に使う電動工具を中心に整理していきます。

穴あけとねじ締め工具

穴あけとねじ締めでよく使われる電動工具には、インパクトドライバー、ドリルドライバー、電気ドリル、振動ドリル、ハンマードリルなどがあります。

名前が似ているのでややこしいですが、それぞれ得意な作業が違います。

とくに初心者が迷いやすいのが、インパクトドライバーとドリルドライバーの違いです。

インパクトドライバーは、回転に打撃を加えながらねじを締める工具です。

長い木ねじを打ち込んだり、木材を組み立てたりする作業に向いています。

一方、ドリルドライバーは、穴あけとねじ締めの両方に使える工具です。

クラッチ機能で締め付ける力を調整しやすいため、家具の組み立てや小ねじ作業など、少し丁寧に締めたい場面に向いています。インパクトドライバーと電動ドライバーの違いをさらに深く知りたい場合は、インパクトドライバーは必要かを解説した記事も参考にしてください。

工具名 得意な作業 苦手な作業
インパクトドライバー 長いねじを強く締める 繊細な小ねじ、薄い材料
ドリルドライバー 穴あけ、家具組み立て、小ねじ締め 太い長ねじを大量に打つ作業
電気ドリル 穴あけ専用作業 ねじ締め
振動ドリル コンクリート、レンガ、モルタルの穴あけ 大きなはつり作業
ハンマードリル コンクリート穴あけ、はつり 繊細な木工、家具組み立て
インパクトレンチ ボルトやナットの強力な締め緩め 木ねじの細かな締め付け

DIYで最初に選ぶなら、ねじ締め中心ならインパクトドライバー、穴あけと丁寧なねじ締めを両方したいならドリルドライバーが候補になります。

ただ、作業内容によって正解は変わります。

棚を作るのか、家具を組み立てるのか、コンクリート壁に穴をあけたいのかで、必要な工具は変わるんです。

電動工具を初めてそろえる順番を知りたい場合は、DIY向け電動工具のおすすめとそろえる順番もあわせて読むとイメージしやすいです。

また、穴あけ工具の種類やドリル、キリ、ビットの違いを詳しく知りたい人は、穴あけ工具のおすすめと選び方も参考になります。

安全面の注意

電動工具は便利ですが、回転部分に手袋や袖が巻き込まれる危険があります。

厚生労働省の安全資料でも、インパクトドライバーなどの回転部に手足や身体を近づけないこと、回転するビットに手が巻き込まれるおそれがあるため手袋を着用しないことが示されています(出典:厚生労働省「電動工具の取扱い」)。

取扱説明書を読み、保護メガネなどを使い、無理な姿勢で作業しないことが大切です。

コンクリート、電気配線、住宅設備に関わる作業は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

切断と研磨の電動工具

切断や研磨に使う電動工具には、丸ノコ、ジグソー、レシプロソー、ディスクグラインダー、サンダー、ルーター、トリマー、電気カンナなどがあります。

名前だけ見ると難しそうですが、作業内容で分けるとかなりシンプルです。

木材をまっすぐ切るなら丸ノコ、曲線やくり抜きならジグソー、解体や枝切りならレシプロソー、表面をなめらかにするならサンダー、金属やコンクリートの切断・研削ならディスクグラインダーというイメージです。

工具名 主な用途 特徴
電動丸ノコ 木材や板材の直線切断 まっすぐ切る作業に強い
卓上丸ノコ 木材の直線切り、角度切り 材料を置いて正確に切りやすい
卓上スライド丸ノコ 幅広材の正確な切断 造作や内装作業に向く
ジグソー 曲線切り、くり抜き 刃が上下に動いて切る
レシプロソー 解体、枝切り、金属や木材の切断 セーバーソーとも呼ばれる
ディスクグラインダー 研削、切断、サビ落とし 砥石やディスクを交換して使う
電動サンダー 研磨、塗装前の下地処理 木材表面を整える
ランダムサンダー 研磨、仕上げ 円形パッドが回転しながら動く
オービタルサンダー 平面研磨 四角いパッドで広い面に使いやすい
ベルトサンダー 荒削り、広い面の研磨 研磨力が強い
トリマー 面取り、溝加工 小型でDIYでも扱いやすい
ルーター 溝加工、装飾加工 トリマーより大型
電気カンナ 木材表面を削る 手カンナの電動版

サンダーとグラインダーも、よく混同される工具です。

サンダーは主に木材の表面をなめらかにしたり、塗装前の下地を整えたりする工具です。

グラインダーは金属を削る、切る、サビを落とす、コンクリートやタイルを切るなど、より強い作業に使われます。

つまり、やさしく整えるのがサンダー、強く削る・切るのがグラインダーという感覚で覚えるとわかりやすいです。

丸ノコやグラインダーは便利ですが、刃物や砥石が高速で回転するため、扱いにはかなり注意が必要です。

材料の固定が甘いまま作業すると、材料が動いたり、工具が跳ねたりすることがあります。

初めて使う場合は、無理に難しい作業から始めず、端材などで扱いに慣れてから本番に入るのがおすすめです。

◆工具ラボ所長のケンのワンポイントアドバイス

切断工具は「早く切れる」ことよりも「安全にまっすぐ切れる」ことが大切です。

慣れないうちは、工具のパワーよりも、材料の固定と作業姿勢を優先してください。

測定工具と切削工具

工具というと、ドライバーやレンチのように何かを動かす道具を思い浮かべがちです。

でも、きれいに作業するためには、測る工具と削る工具もかなり大事です。

メジャーや水平器で木材を測定する日本人男性と測定工具・専門工具

寸法を測らずに切るとズレますし、穴の仕上げを考えずに加工すると部品がうまく入らないこともあります。

測る工具の名前一覧

測定工具は、長さ、厚み、深さ、角度、水平、すき間、内径、外径、電圧などを確認するための工具です。

DIYでも、家具の設置、棚板のカット、水平確認、ねじ穴位置の確認など、測る作業はかなり多いです。

初心者がまず覚えたいのは、スケール、コンベックス、ノギス、水平器、スコヤあたりです。

スケールは定規のように長さを測る工具です。

コンベックスは、いわゆるメジャーや巻尺として使われることが多く、部屋の寸法や木材の長さを測るときに便利です。

ノギスは、外径、内径、深さ、段差などを測れる工具で、スケールより細かな寸法確認に向いています。

工具名 主な用途 よく使う場面
スケール 長さを測る 短い寸法の確認
コンベックス 長さや距離を測る 部屋、木材、家具の寸法測定
巻尺 長距離測定 庭、外構、広い場所の測定
ノギス 外径、内径、深さ、段差の測定 部品寸法の確認
マイクロメータ 厚みや外径を高精度に測る 精密な寸法測定
ダイヤルゲージ 振れ、曲がり、偏心の測定 機械部品の精度確認
すきまゲージ 隙間測定 部品のクリアランス確認
ピッチゲージ ねじ山のピッチ測定 ねじ規格の確認
水平器 水平、垂直の確認 棚、家具、設備の設置
レーザー墨出し器 水平、垂直ライン出し 内装、壁面、床作業
スコヤ 直角確認 木工、材料の直角確認
テスター 電圧、抵抗、導通確認 電気回路の確認
クランプメーター 電流測定 電気設備の電流確認

測定工具で大事なのは、使う前に「どれくらいの精度が必要か」を考えることです。

棚板を切るだけならコンベックスで十分な場合が多いです。

一方で、金属部品の外径や穴径を確認するなら、ノギスやマイクロメータが必要になることがあります。

あなたが測りたいのは、部屋の幅ですか。

それとも、ねじや部品の細かな寸法ですか。

測る対象が変われば、選ぶ工具も変わります。

豆知識

「メジャー」と呼ばれる工具は、現場ではコンベックスや巻尺を指すことが多いです。

ただし、細かい寸法を測るならノギス、水平を見たいなら水平器というように、目的に合わせて使い分けましょう。

削る工具の名前一覧

切削工具は、材料を削る、穴をあける、ねじを作る、穴を仕上げるための工具です。

ドリル、タップ、ダイス、リーマ、エンドミル、バイト、砥石、チップソーなどが代表的です。

DIYではドリルやホールソー、ヤスリ、サンドペーパーあたりが身近ですが、金属加工や機械加工ではタップ、ダイス、リーマ、エンドミルなども使われます。

ここで覚えておきたいのは、ドリルとリーマの違いです。

ドリルは穴をあける工具です。

リーマは、ドリルであけた穴をより正確に、きれいに仕上げる工具です。

つまり、穴を作るのがドリル、穴を仕上げるのがリーマという感覚です。

工具名 主な用途 覚え方
ドリル 穴あけ 穴をあける基本工具
ツイストドリル 一般的な穴あけ よく見るらせん状のドリル
センタードリル 穴あけ前の中心出し 穴位置を安定させる工具
ステップドリル 段階的な穴径加工 薄板の穴広げに使いやすい
ホールソー 大きな円形穴をあける 配管穴や板材の穴あけに使う
タップ めねじ加工 穴の内側にねじ山を作る
ダイス おねじ加工 棒材の外側にねじ山を作る
リーマ 穴の内面を高精度に仕上げる 穴をきれいに仕上げる
エンドミル 側面、溝、平面加工 フライス加工で使う
バイト 旋盤加工 回転する材料を削る
砥石 研削、研磨 削って整える
チップソー 木材、金属、樹脂の切断 円形の刃で切る
ダイヤモンドカッター コンクリート、タイル、石材切断 硬い材料の切断に使う

タップとダイスも、名前が似ていて混同されやすいです。

タップは穴の内側にねじ山を作る工具です。

ダイスは丸棒などの外側にねじ山を作る工具です。

内側がタップ、外側がダイス。

これだけ覚えておくと、かなり迷いにくくなります。

切削工具は、材料の種類、刃の材質、回転数、切削油の有無などによって仕上がりが変わります。

金属加工や機械部品の加工では、一般的な目安だけで判断せず、加工する材料や工具メーカーの推奨条件を確認することが大切です。

切削工具の注意点

刃物工具は、材料に合わないものを使うと刃が欠けたり、材料が割れたりすることがあります。

回転工具と組み合わせる場合は、工具本体と先端工具の対応回転数も必ず確認してください。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

専門作業で使う工具名

ここからは、電設、配管、車整備、園芸など、少し専門的な作業で使われる工具名を整理します。

家庭用DIYでも見かける工具はありますが、中には資格や専門知識が必要な作業に関わる工具もあります。

名前を知っておくことは大切ですが、実際に作業してよいかどうかは別問題として考えてください。

電設と配管の工具

電設工具は、電線の被覆を剥く、端子を圧着する、ケーブルを切る、電気が来ているか確認するなどの作業に使います。

代表的な工具には、電工ペンチ、圧着ペンチ、ワイヤーストリッパー、ケーブルカッター、電工ナイフ、検電器、テスター、クランプメーターなどがあります。

配管工具は、水道管やガス管、エア配管、塩ビ管、銅管などを扱うための工具です。

パイプレンチ、モーターレンチ、チューブカッター、パイプカッター、塩ビカッター、フレアツール、ベンダー、水栓レンチなどがあります。

分類 工具名 主な用途
電設工具 電工ペンチ 端子圧着、被覆剥き、切断
電設工具 圧着ペンチ 端子やスリーブの圧着
電設工具 ワイヤーストリッパー 電線の被覆剥き
電設工具 ケーブルカッター 太めのケーブル切断
電設工具 検電器 電気が来ているか確認
電設工具 テスター 電圧、抵抗、導通確認
配管工具 パイプレンチ 丸いパイプをつかんで回す
配管工具 モーターレンチ 水道や配管部品の締付
配管工具 チューブカッター 銅管や樹脂管を切る
配管工具 塩ビカッター 塩ビ管の切断
配管工具 フレアツール 銅管のフレア加工
配管工具 ベンダー 管を曲げる
配管工具 水栓レンチ 水栓金具の脱着

圧着ペンチは、端子やスリーブをつぶして電線を接続する工具です。

ただし、端子の種類によって対応する圧着工具が違います。

見た目が似ていても、裸端子用、絶縁端子用、リングスリーブ用などで使い分ける必要があります。

配管工具では、パイプレンチとモーターレンチの違いも押さえておきたいところです。

パイプレンチは丸いパイプを強くつかんで回す工具です。

モーターレンチは、水栓金具や大きめのナットなどを回すときに使われます。

ウォーターポンププライヤーも配管まわりでよく使われますが、強く握ると部品に傷がつくことがあるため、仕上げ面には注意が必要です。

電気・配管作業の注意点

電気工事や水道、ガス、給湯器まわりの作業には、資格や専門知識が必要なものがあります。

経済産業省も、電気工事は電気工事士等の資格がなければ行うことができないと案内しています(出典:経済産業省「電気工事の安全」)。

工具名を知ることと、自分で作業してよいことは別です。

安全や法律に関わる部分は、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

最終的な判断は専門家にご相談ください。

車整備と園芸の工具

車やバイクの整備では、ボルトやナットを扱う工具が中心になります。

ソケットレンチ、ラチェットハンドル、エクステンションバー、ユニバーサルジョイント、トルクレンチ、クロスレンチ、インパクトレンチ、ジャッキ、リジッドラックなどがよく使われます。

園芸工具では、剪定ばさみ、刈込ばさみ、太枝切りばさみ、高枝切りばさみ、鎌、草刈り機、スコップ、くわ、レーキ、熊手、移植ごて、噴霧器などがあります。

車整備と園芸はまったく違うジャンルに見えますが、どちらも「作業に合った工具を使う」ことが大切です。

分類 工具名 主な用途
車整備工具 ソケットレンチ ボルトやナットの脱着
車整備工具 ラチェットハンドル ソケットを使った連続作業
車整備工具 エクステンションバー 奥まった場所のボルト作業
車整備工具 トルクレンチ 規定トルクで締める
車整備工具 クロスレンチ ホイールナットの脱着
車整備工具 ジャッキ 車体を持ち上げる
車整備工具 リジッドラック 車体を安全に支える
車整備工具 プラグレンチ スパークプラグ交換
車整備工具 オイルフィルターレンチ オイルフィルター脱着
園芸工具 剪定ばさみ 枝を一本ずつ切る
園芸工具 刈込ばさみ 生垣や庭木の形を整える
園芸工具 太枝切りばさみ 太めの枝を切る
園芸工具 草刈り
園芸工具 スコップ 土を掘る、すくう
園芸工具 くわ 土を耕す
園芸工具 レーキ 土ならし、落ち葉集め

車整備では、トルクレンチの役割がとても重要です。

トルクレンチは、決められた締め付け力でボルトやナットを締めるための工具です。

強く締めれば安心というわけではありません。

締めすぎると部品を傷めることがありますし、緩すぎると走行中のトラブルにつながることがあります。

ホイールナットやブレーキまわりなど、安全に直結する部分は、一般的な目安だけで判断しないでください。

国土交通省も、ホイール・ボルトやナットの点検、正しい知識を持つ人によるタイヤ交換作業、必要に応じたトルクレンチでの規定トルク締め付けを案内しています(出典:国土交通省「車輪脱落事故防止対策」)。

車両の取扱説明書や整備情報を確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

園芸工具では、剪定ばさみと刈込ばさみの違いを覚えておくと便利です。

剪定ばさみは枝を一本ずつ切る工具です。

刈込ばさみは、生垣や庭木の面を整えるために使います。

太い枝を無理に剪定ばさみで切ろうとすると、刃を傷めたり手を痛めたりすることがあります。

枝の太さに合わせて、太枝切りばさみやのこぎりを使い分けましょう。

収納も工具選びの一部です。

工具の名前と種類を覚えてくると、少しずつ本数が増えていきます。

ドライバー、レンチ、ソケット、ペンチ類を見つけやすく整理したい場合は、工具箱のおすすめと選び方もチェックしてみてください。

工具の名前一覧に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 初心者が最初に覚えるべき工具の名前は何ですか?

A. まずは、プラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチ、ニッパー、モンキーレンチ、スパナ、めがねレンチ、コンベックス、カッターナイフ、ハンマーを覚えるとよいです。

家庭の簡単な修理や家具の組み立てなら、このあたりの名前と用途を知っておくだけでもかなり対応しやすくなります。

Q2. 工具の種類一覧を見るときは何を基準にすればいいですか?

A. 「締める」「切る」「つかむ」「測る」「穴をあける」「削る」「固定する」という作業内容で見るのがおすすめです。

名前だけで見ようとすると覚えにくいですが、用途で分けると必要な工具を選びやすくなります。

Q3. インパクトドライバーとドリルドライバーはどちらを買えばいいですか?

A. 長いねじをしっかり打ち込みたいならインパクトドライバー、穴あけと丁寧なねじ締めを両方したいならドリルドライバーが選びやすいです。

ただし、作業内容や材料によって合う工具は変わります。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

Q4. ペンチとニッパーの違いは何ですか?

A. ペンチは、つかむ、曲げる、軽く切る作業に使う工具です。

ニッパーは、線材や針金、樹脂、結束バンドなどを切ることに向いた工具です。

切る作業を多くするなら、ペンチだけで済ませず、ニッパーを別に用意したほうが使いやすいです。

Q5. 家庭用工具セットを買えば十分ですか?

A. 家具の組み立てや簡単な補修なら、家庭用工具セットで足りることも多いです。

ただし、車整備、電気工事、配管作業、コンクリート穴あけなどは、専用工具や専門知識が必要になる場合があります。

安全に関わる作業は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

工具の名称一覧まとめ

工具の名前一覧を見ていくと、想像以上に種類が多いと感じたかもしれません。

ドライバー、レンチ、スパナ、ペンチ、ニッパー、ハンマー、ノギス、インパクトドライバー、サンダー、グラインダー、圧着ペンチ、パイプレンチ、トルクレンチなど、工具には本当にたくさんの名称があります。

でも、最初からすべてを完璧に覚える必要はありません。

大切なのは、工具の名前を知るだけでなく、どの作業で使うのかまで理解することです。

用途を覚えると、家庭用工具セットを選ぶときも、単品工具を買い足すときも、判断しやすくなります。

覚えるポイント 内容
工具の大分類 手作業工具、電動工具、測定工具、切削工具、専門工具に分けて考える
基本工具 ドライバー、レンチ、ペンチ、ニッパー、ハンマー、カッターを押さえる
別名・通称 六角レンチ、モンキー、メガネ、ラチェット、メジャーなどを覚える
似た工具の違い インパクトとドリル、スパナとめがね、ペンチとニッパーを区別する
専門工具 電設、配管、車整備、園芸では専用工具が必要になる
安全確認 電気、車、配管、刃物工具は無理をせず専門家に相談する

工具 種類 一覧として押さえるなら、まずは手作業工具と電動工具の違いから始めるとわかりやすいです。

手作業工具は、ドライバー、レンチ、ペンチ、ニッパー、ハンマー、カッター、クランプなど、人の力で作業する工具です。

電動工具は、インパクトドライバー、ドリルドライバー、丸ノコ、ジグソー、サンダー、グラインダーなど、電気やバッテリーで作業を助ける工具です。

測定工具は、スケール、コンベックス、ノギス、水平器、テスターなど、正確に測るための工具です。

切削工具は、ドリル、タップ、ダイス、リーマ、エンドミル、砥石など、材料を削ったり穴を仕上げたりする工具です。

そして、電設工具、配管工具、車整備工具、園芸工具、塗装・左官工具などは、作業の専門性に合わせて使われます。

最後にもう一度まとめます。

工具選びで迷ったら、「名前」ではなく「やりたい作業」から考えてください。

ねじを締めたいのか、木材を切りたいのか、部品をつかみたいのか、寸法を測りたいのか。

そこが決まれば、必要な工具は自然と絞れます。

工具の名称一覧は、ただの暗記表ではありません。

作業を安全に、きれいに、無駄なく進めるための地図のようなものです。

あなたが次に工具を選ぶとき、「これは何に使う工具だろう?」と一歩立ち止まって考えられたら、それだけで失敗はかなり減ります。

最初は、ドライバー、ペンチ、ニッパー、モンキーレンチ、コンベックス、カッターナイフ、ハンマーあたりからで十分です。

そこから作業に合わせて、レンチ類、電動工具、測定工具、専門工具へ広げていきましょう。

工具は、正しく選べば作業をぐっと楽にしてくれます。

でも、無理に使えばケガやトラブルにつながることもあります。

安全に関わる作業、資格が必要な作業、車や電気や配管に関わる作業では、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

そして、最終的な判断は専門家にご相談ください。

工具の名前と用途を少しずつ覚えて、あなたの作業に合う一本を選んでいきましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは。
「ツールラボワールド」を運営している、工具ラボ所長のケンです。

このサイトでは、電動ドライバーや電動ノコギリなどの工具選びから、家庭で使いやすい工具セット、DIY初心者向けの使い方まで、工具まわりの疑問をわかりやすく解説しています。

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